▼  2023-08-31 木 
((☁→☼ . くもり 昼過ぎ から 晴れ) (☼☁ . 晴れ 時々 くもり))




▽ 土とlisp : lisp :
朝から汗だくになりながら畝作りをしつつふと思ったが、
なんやかんやこうやって土をいじるのが好きなのかもなと。
土というのは単純なようで扱い方によっては固くなったり
柔らかくなったりいろんな表情を見せてくれるので、
すごく奥深いものだなとつくづく思う。

先人達はこの身近にありふれた土を使って畝を作ったり、畦を作ったり、
壁や三和土を作って家を作ったり、こねて成形して焼いて土器を
作ったり。いろんな工夫を凝らしてうまい事活用してきた。

振り返れば自分は子供時代から粘土遊びが好きだった。
油粘土というものだが、いろんな形を好きに作って
遊んでいた。

そして今はlispというものに興味を持って取り組んでいる。
よくlispの表現として泥団子だとか、そびえ立つ○○
みたいな表現が使われたりしているが、自分もlispには
似た印象を感じている。S式というとてもシンプルで
柔軟な構造を持った面白い言語だなと。
式もデータもS式という統一された形で表現出来て、
括弧がいっぱいだ！という人もいるけど、自分はそこに
美しさを感じる。

一見タイトルからは何の脈絡も一貫性も
感じないのかもしれないけど、自分の中ではそうやって
ずっと繫がっているんだとふと感じた。

今は過疎地で一人暮らしているけど、きっとそういう自由が
好きでこうなっているんだろうなとも思ったり。

▽ 密植 : agri :
今年はキュウリもナスもシシトウもトウガラシもズッキーニも
いろんな野菜で去年採れた種から作ってみた訳だが、
市販の種の袋と違って山ほど種があるから、それをいっぱい
畑に播いてみた。そうすると当然の如く密植した形で生えてきた。
以前から雑草の繁殖力を真似て種の数に物を言わせる
種力農業というものが出来ないか？と思っている訳だが、
実際やってみて思ったのは思った程実がならないという事。
以前キュウリを3株だけ植えたらもう食べ切れないくらいに
キュウリが山ほど採れた。今年はもう何十株と植えたから
もう大変な事になると思ってた訳だが、実際やってみると
最初だけすごく採れたけど、程なくしてあまり採れなくなった。
多分、同じ種類同士、同じ栄養や水を互いに奪い合っている
からそうなっているのかも知れない。

思えば人間も往々にして同じ事があるんじゃないだろうか？
数を頼みにして集まっていても、互いに自分一人がサボってても
なんとかなるだろうと思ってたら会社の業績も傾く。

東京都には日本の人口の9分の1が集まると聞く。
つまり日本人の9人に1人は都民という話。47都道府県もあるのに。
本来、そんなに人間が集まっていたら人口が爆発的に増加しててもおかしくない。
しかし、実際は合計特殊出生率が全国平均1.30に対して、東京都は1.08。

野菜達は何かを教えてくれている気がするな。



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